グループウィンドウは、ツールバーのグループアイコンをクリックするか、「ウィンドウ」メニューから「グループ」を選択すると開きます。グループには、「グループ化されたゲイン」と「グループ化されたオブジェクト」という2種類の機能があります。
グループ化された利益
グループゲイン機能は、グループに追加されたすべてのオブジェクトにマスターコントロールを提供します。グループゲイン機能は、ゲインオブジェクトだけでなく、アナログ入出力、Dante®入出力、CobraNet出力、AmpLink出力にも適用されます。最初のオブジェクトをグループに追加すると、そのオブジェクトにグループゲイン機能がある場合、そのグループのグループプロパティを選択できるダイアログが表示されます。選択可能なグループプロパティは、ミュート、レベル、レベル+ミュートです。この選択によって、グループ内でリンクされるオブジェクトパラメータが決まります。
複数のゲインオブジェクトをグループに追加し、グループプロパティを「レベル+ミュート」に設定した場合、元のオブジェクトは引き続き独立して機能し、操作上の差異は見られませんが、「グループ」ウィンドウでグループを右クリックすると、そのグループのマスターフェーダーにアクセスできます。グループ化されている場合、グループ内のゲインオブジェクトのコントロールパネルは、関連付けられているオブジェクトの個々のレベルとミュートを調整しますが、マスターフェーダーコントロールパネルは、グループ化されたすべてのオブジェクトを同時に調整します。
- マスター フェーダー コントロール パネルのミュート ボタンをオンまたはオフにすると、すべてのグループ オブジェクトがその新しい値に一致するように設定されます。
- マスター フェーダー コントロール パネルのレベル コントロールを調整すると、グループ内のすべてのオブジェクトのレベルが同時に調整されますが、それらのオブジェクト間の既存のゲイン オフセットは維持されます。
グループ化された2つのゲインオブジェクトが0 dBと-1.5 dBに設定され、マスターフェーダーのレベルが-3 dBに変更された場合、ゲインオブジェクトの値は-3 dBと-4.5 dBになります。マスターフェーダーコントロールパネルでレベルが変更されても、ゲインオブジェクトは常に1.5 dBのオフセットを維持します。
グループ化されたオブジェクト
これらのオブジェクト タイプの値を直接呼び出すことに加えて、オブジェクトをパラメーター セットに追加し、タイマーを使用してパラメーター セットをトリガーするだけで、タイマーを使用して任意のオブジェクト タイプの値を呼び出すことができます。