Panaray MA12 modular line array loudspeakerは、スピーチの明瞭性が重視される、音声再生を主とした厳しい音響要件の屋内用途向けに設計されています。フルレンジが必要とされる音楽再生には、サブウーファーが必要です。12個の2.25インチ（57 mm）ドライバーを配置したバーチカルラインアレイにより、水平方向に145°の放射パターンを持ち、パワーハンドリングは（連続）300 Wです。1台または複数台による構成が可能です。教会、劇場・ホール、交通ターミナル、吹抜ロビー、モール、体育館や多目的スペースなどの屋内用途に適しています。

「MA」はモジュラーアレイ、「12」は搭載されるドライバーの数を表しています。

Panaray MA12は、エンジニアードサウンドシステムを提供するPanaray modular line array loudspeakerシリーズ初のスピーカーです。常設システムとポータブルシステムともにラインアレイならではのメリットが得られます。

複数のスピーカーを使用したラインアレイの特性により、耳の高さに設置できることと、従来型のシステムよりも全体的な導入コストを抑えてお客様の問題に対処しやすいことが特長です。

Panaray MA12スピーカーは高音質の音声再生が可能です。MB4ベーススピーカーと合わせて使用することで、さまざまなお客様のニーズに応えて全帯域をカバーする強力なシステムを構築できます。Panaray MA12は、特に残響時間の長い室内で優れた性能を発揮します。教会、劇場・ホール、交通ターミナル、吹抜ロビー、モール、体育館や多目的スペースなどの屋内用途に適しています。

PanarayMA12スピーカーは、スピーチの明瞭度が重要で、スピーチの再生が主な要件となる音響的に要求の厳しい屋内空間用に設計されています。フルレンジの音楽パフォーマンスを実現するためには低音の増強が必要です。12個の2.25インチ（57mm）ドライバーを垂直ラインアレイにマウントし、145°の水平指向性と300ワット（連続）のパワーハンドリングを実現しています。Panaray MA12EXスピーカーは、Panaray MA12ファミリーの新しい耐候性スピーカーです。このスピーカーは、音声とフルレンジの音楽が必要な屋内外の様々なスペース用に設計されており、低音の補強を追加することなく、75 Hz～13 kHz（±3 dB）のフルレンジの音楽性能を提供します。アーティキュレーテッド・アレイ・デザインにマウントされた12個の2.25インチ（57mm）ドライバーで構成され、水平160°のカバレージと150ワット（連続）のパワーハンドリングを実現します。

Panaray MA12は水平方向の広い放射パターンとフラットな垂直プロファイルが特長です。耳の高さにして、リスナーが放射パターンの中で聴くように設置する必要があります。床や天井の反響が問題となる場所に適しています。ロングスローで距離減衰が緩やかなので、スペース全体に均一のSPLが得られます。設置とメンテナンスが簡単に行えます。

12個の小型ドライバー（2.25インチ、57 mm）が搭載され、155 Hz～12 kHz（+/-3 dB）の再生能力を持ちます。高密度に配置されたドライバーはパワーハンドリング能力が高く（300 W）、複数台を重ねて使用することでラインアレイパフォーマンスをより発揮します。

アレイの下部を一列目のリスナーの胸の高さよりも上にして、上部を最後列の人の頭よりも高く設置してください。耳の高さがラインアレイの範囲に収まる状態で、1°～10°のわずかな傾斜をつけることで、後ろの壁の反射を抑えられます。

スピーカーは縦に設置してください。水平に設置すると、床や天井に音が反射して明瞭性が損なわれ、水平方向の放射パターンが狭くなります。

Panaray MA12にはアクティブ・イコライゼーションが必要で、これによってスピーカーの低域、中域、高域のバランスが保たれます。さらに、スピーカー保護のためにハイバンドパスフィルターとローバンドパスフィルターを提供します。

Panaray MA12と同様のPanarayシリーズの他の多くのスピーカーも、バランスのよい周波数特性とスピーカー保護のためにアクティブEQを必要とします。これにより、再生範囲全体にスムーズで正確な周波数特性を実現しています。

Panaray MA12EX用のすべてのプリセットはControlSpaceシリーズのプロセッサーで利用可能です。

スタック用連結ブラケット(MA12EX専用)

製品コード (ブラック): 317088-0100 / Product code (ホワイト): 317088-0200

●マッチングトランス 70V/100V兼用 (MA12EX用)　CVT-MA12EX 
製品コード（ブラック）：315338-0100 / 製品コード（ホワイト）：315338-0200

ピッチ専用壁掛けブラケット(MA12EX,MA12兼用)

製品コード (ブラック)：318418-0100 / 製品コード（ホワイト）：318418-0200

バイピボット壁掛けブラケット(MA12EX,MA12兼用)

製品コード (ブラック)：318338-0100 / 製品コード（ホワイト）：318338-0200

スタック用サポートブラケット(MA12EX,MA12兼用)

製品コード (ブラック)：318337-0100 / 製品コード（ホワイト）：318337-0200

現在の多くのシステムに、Bose Professionalの各種スピーカーが使用されています。Panaray MA12スピーカーを含め、これらのスピーカーでシステムを構築することができます。例えば、教会のシステムでは、Panaray MA12スピーカーをメインフロア用、Panaray 402 Aスピーカーをバルコニー用に使用しています。

この2つのスピーカーは仕様が異なり、音響特性も異なります。このため、別々のアンプとコントローラーで使用する必要があります。この2つのスピーカーの組み合わせは一般的ではありません。ブラケットの制約のため連結して使用することはできません。

いずれの低域用スピーカーも使用可能です。 用途に応じて、Panaray MA12と1台以上のPanaray MB modular bass loudspeakerをお使いいただけます。

12個の2.25インチ（57 mm）ドライバーが高密度にストレート配置されています。

1台のモジュールで160°（-6 dB）のエリアをカバーでき、有効到達距離は18 mです。2台のPanaray MA12EXスピーカーのバーチカルアレイ（高さ2m）は、30 mの到達距離になります。

スタックしてペアにした場合も水平方向のカバレージは160°（-6 dB）になります。この場合、100～500 Hzの低域の縦方向のコントロールがしやすくなります。

1台のモジュールで使用することも、2～3台をスタックしてラインアレイパフォーマンスを高めることも可能です。Bose Professionalスピーカー用のマウントブラケットは、1～3台のスタック構成によりPanaray MA12スピーカーの設置が可能です。4台以上の場合は、他社製の定評あるマウントシステム製品をお使いください。使用するスピーカーと用途に適したシステム設計を選択してください。必ず資格のある専門技術者に設計と組み立てについて相談し、構造の完全性と安全性に問題のないことを確認してください。

はい。ただし、前面を壁と同一面にして、水平方向の放射を妨げることのないようにしてください。

スピーカーとオプションのブラケットはブラックとホワイトが用意されています。

はい。Krylonのスプレー塗料またはその他同様の塗料が使えます。

Neutrik NL4 Speakonコネクターが2つ、バリアストリップ（2ピン、パラレル接続）が1つあります。

各モジュールの3つのパラレル接続コネクターを使用して簡単にデイジーチェーン接続が可能です。

はい。オプションのCVT-MA12トランスをご使用ください。ブラックと白の2色から選べるこのトランスは、Panaray MA12スピーカーに簡単に取り付けられ、定電圧で使用できるように設計されています。

いいえ。この製品は屋内専用です。ただし、Panaray MA12EXスピーカーは屋内／屋外ともに使用可能です。

はい。PSA-MA12/MA12EX用のスタンドアダプターブラケットとSS-10スピーカースタンドを使用することで、ポータブルマウントに対応が可能です。