ControlSpace® Designer バージョン5には、テレビ会議環境によく見られる機能を表す定義済みのロジックオブジェクト群が用意されています。これらのオブジェクトはそれぞれ標準のロジックブロックであり、必要に応じて開いて変更することができます。
4チャンネルおよび8チャンネルのLatch Allオブジェクトは、複数の瞬間的な接点入力を受け取り、それらを用いて複数の出力のラッチ制御を提供します。テレビ会議室では、任意のマイクのマイクミュートボタンを使用してすべてのマイクを同時にミュートおよびミュート解除したい場合、このようなロジック処理を使用します。
一部の電話会議用マイクは、ステータス LED を赤と緑の間で切り替えるために、1 つの接点クロージャを使用します。また、赤と緑に 1 つの接点クロージャを使用するものもあります。4チャンネルと8チャンネルのLEDスプリットオブジェクトは、各LEDの色に個別の接点を持つマイクで使用するために必要なロジックを示しています。各入力は NOT オブジェクトを介して 2 つの出力を駆動し、各ペアの出力は常に 1 つだけオンになります。
4 チャネルおよび 8 チャネルの Latch Plus Global オブジェクトは、すべてのマイクを強制的にミュート状態にできるプライバシー ミュートを提供するための OR_ALL の使用法を示しています。
4 チャンネルおよび 8 チャンネルの TOGGLE/FF オブジェクトは、TOGGLE/FLIP オブジェクトを使用して複数のマイク チャンネルのマスター ミュートとミュート解除を提供する方法を示しています。