ケーススタディ - 礼拝所｜ムーディー・メソジスト教会

プロジェクトについて

テキサス州ガルベストンで最初のメソジスト聖書研究グループは、約200年前の1837年に始まりました。発足以来、このグループはムーディ・メソジスト教会へと発展し、その遺産を守りながら、地域社会に精神的、物理的なケアを提供し続けています。

聖書研究、祈りの奉仕、宣教、交わりに加えて、礼拝堂は病人への奉仕や困っている人への援助に大きな役割を果たしています。ガルベストンの朝の献金を作るための協力や自然災害への対応など、ムーディー・メソジスト教会はガルベストン地域にとって安定した信頼できる存在です。

コミュニティに貢献する施設には、その役割にふさわしい音響設備が求められます。しかし、この教会の現在のシステムには、ガルベストンの信徒が期待した改善に応えるだけの性能はありませんでした。

1962年に完成した教会は、そのほとんどが当時の造りのままです。床と壁、柱には大理石が使われ、木製の信徒席が並ぶ細長い吹き抜けの空間は、ほぼ4階建ての高さに相当します。

内装の見事な装飾はそのままに音楽も講話も聞き取りやすい音響環境を実現する - これはあらゆるオーディオシステムにとって困難な課題です。

多くの礼拝堂の内装には様々な自然素材が使用され、輝かしい環境を提供していますが、同時に音響的な問題を引き起こす硬い表面も作り出しています。音波が跳ね返り、広く開放的な空間全体に反響し、参列者に不快感を与え、明瞭度の問題も生じていました。

礼拝の間はさまざまな演奏や講話が行われ、信徒の年齢層にも幅があります。そのため、教会の伝統と雰囲気を保ちながら、より聞き取りやすく臨場感あふれる音響体験を実現できる現代的な音響システムを必要としていました。

Bose Professionalのソリューション

ムーディー・メソジスト教会の運営チームは、インテグレーターのAVI Systems社に新たなオーディオソリューションの開発を依頼しました。AVI Systems社は、信徒の音響体験を近代化して大幅に改善するためにBose Professionalを選択しました。

AVI Systems社は、同教会にオーディオシステムプロセッサーを新しいControlSpace EX-1280デジタルシグナルプロセッサーにアップグレードすることを勧めました。使いやすく設計されたシステム全体は、新しいAndroidタッチパネルで管理され、オペレーターは必要に応じて簡単なシステム調整を行うことができます。

AVI Systems社は、Bose ProfessionalのPanaray MSA12Xスピーカーも導入し、ワイドで明瞭かつパワフルなカバレージを実現しました。

Panaray MSA12Xスピーカーを3本スタックで正面の祭壇の左右の壁面に設置し、パイプオルガンの音響と講話者のマイク音声の両方を出力しています。すべての列席者がどの席でも均一かつ明瞭な音質で聞き取ることができ、まさに理想的です。

「ムーディー・メソジスト教会のIT・AVサービス担当ディレクター、バリー・ヘイリー氏は次のように語っています。「今では、誰もが説教から音楽まで、教会礼拝の様々な要素を聞き取ることができます。私たちの年配の教区民は、何が起こっているのか理解するのに苦労しなくなったので、新しいオーディオ・システムに特に満足しています。"

"スペースを評価し、バリー氏と古いシステムで抱えていた問題について話した後、私はすぐにBose Professional を思いつきました。Bose Professional Panaray MSA12Xセルフパワー、デジタルビームステアリングラウドスピーカーは、ムーディー・メソジスト教会にとって理想的なソリューションでした。"

- マーク・ウォーレン
AVIシステムズアカウントマネージャー